岳精流日本吟院総本部

「幹部・師範研修会(指定吟題研修会)」の様子

10月9日(日)午後、夕方からの降雨予報のもと、荏原文化センター(ホール)にて指定吟題研修会が開催されました(写真1)。
この研修会は令和5年昇伝審査の指定吟題のうち、9月4~5日に行われた「夏期師範特別研修会」で指導できなかった吟題を指導する研修会です。コロナ感染症もようやく少しずつ収束に向かう気配が見え始め、この研修会には幾つかの地方教場からも指導に当たる先生方が参集されました。
研修会は佐藤精堂副幹事長の吟礼(写真2)、渡精華指導本部長の挨拶(写真3)と続き、いよいよ宗家による吟詠指導が始まりました。なおこの日の司会進行は指導本部員の古城精宝先生、伴奏は宗嗣先生が担当されました(写真4)。

吟詠指導は
1.春雨に筆庵に到る(広瀬旭荘)
2.短歌「幾山河」(若山牧水)
3.北海道讃歌(森みつ)
の順に行われました(写真5~8)

吟詠指導の途中、一宮支部_長瀬精縁先生により宗家がまとめられた「教場活動を振り返る」を抜粋で朗読する一コマもございました。「教場活動を振り返る」は宗家が九州・名古屋で教場長として指導に当たっていた実際の体験から感じた「指導のツボ、人との繋がり」をまとめたもので夏期師範特別研修でも配布されています。研修を研修のみで終わらすことなく、教場に戻ってからの伝導・伝達に生かしてほしいという宗家の思いで取り上げられました(写真9)。

宗家指導の終わりには成果発表吟詠および個人指導も行われました。発表されたのは以下3組の皆さんです(写真10)。
・阿知和迫風(三河) 「春雨に筆庵に到る」(写真11)
・須賀湊風(取手) 「短歌「幾山河」(写真12)
・佐々木精美・品玉精咏(武蔵) 「北海道讃歌」(写真13)

午後からの3時間という短い時間でしたが、参加者一同真剣に研修に取り組まれる様子が印象的でした。
参加された皆様、お疲れさまでした。

なお指導の様子を収録したCDおよび動画配信は10月中にお届けする予定です(お申込者のみ)。
ご都合が悪く参加できなかった指導者の皆様は、CDや動画で当日様子をご確認いただき、教場での指導にお役立てください。よろしくお願いします。
 

1.荏原文化センター.JPG

1.荏原文化センター.JPG

2.吟礼(佐藤精堂).JPG

2.吟礼(佐藤精堂).JPG

3.指導本部長挨拶.JPG

3.指導本部長挨拶.JPG

4.司会(古城精宝)と伴奏(宗嗣).JPG

4.司会(古城精宝)と伴奏(宗嗣).JPG

5.宗家による指導①.JPG

5.宗家による指導①.JPG

6.宗家による指導②.JPG

6.宗家による指導②.JPG

7.受講風景①.JPG

7.受講風景①.JPG

9.「教場活動を振り返る」朗読(長瀬精縁).JPG

9.「教場活動を振り返る」朗読(長瀬精縁).JPG

8.受講風景②.JPG

8.受講風景②.JPG

10.宗家・幹事長による個人指導.JPG

10.宗家・幹事長による個人指導.JPG

12.成果発表吟詠(取手_須賀湊風).JPG

12.成果発表吟詠(取手_須賀湊風).JPG

11.成果発表吟詠(三河_阿知和迫風).JPG

11.成果発表吟詠(三河_阿知和迫風).JPG

13.成果発表吟詠(武蔵_佐々木精美・品玉精咏).JPG

13.成果発表吟詠(武蔵_佐々木精美・品玉精咏).JPG