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東海道・山陽道 > 第五節 > 二十三 足延池

旅: 「東海道・山陽道」 第五節

静岡→藤枝→榛原→掛川→磐田→弁天島→豊橋→岡崎・世尊寺→知立→名古屋・熱田→一宮→木曽川

二十三 足延池

o足延池…岡崎市欠町世尊寺の側にある池。
o趣致…おもむき。
o梵台…寺。
o参差…高く低く連なる。
o邪気…よこしまな心。
o空意…わだかまりのない心。
o雅風…みやびな風情。
o暮情…日暮れの趣き。
o捜景…好い景色をさぐる。
o寛愉…くつろぎよろこぶ。
o泊懐…世事にわずらわされぬ心。
 

詩意

 お寺のまわりのおもむきは昔のままで、木々は高く或いは低く茂り、池の水面は平らである。
 春には岸辺にのぞむ花々が悪い気を消し、秋には山を染める紅葉が雅な風情を生じさせる。冬の林には鳴く鳥の声がわだかまりのない心をいざない、夏の池にはおよぐ魚が日暮れのおもむきをもてあそんでいる。
 この足延池は景色を眺め楽しむに四季を問わない。常に世事に煩わされぬ心に満たされるのだ。
 

解説

十二日、豊橋の旅籠を朝四時に出立して午後二時前には世尊寺に到着した。
当初は「世尊寺迄歩く」と思い立った旅であった。

 世尊寺のお上人さんは三河岳精会内藤龍浄さんのご主人である。
ここは昔から岳精会に因む行事も多く執り行われた所でもある。
 この度は久しぶりに、変わった形でお世話になった。
 先ずシャワーを浴び、そして夕涼む頃、池を散策した。
旅の充実したこともあって内藤さんの話を聞きながら身も心もさっぱりした気分である。

 然しこの環境は羨ましい。
庭園は人の心を潤すためにある、と云うことを改めて思わされる。
 わき水を満たした適当な広さの池が有り、野趣に富んで程良く手入れされている。
廻りの山の豊かな緑が池面に映っている。
春の桜、秋の紅葉、本当に素敵だと思う。

 その夕はお寺の庭で、お上人さん陣頭指揮のバーベキューで心からのもてなしを受けた。
私は水で通した。おいしい水で気分は充分に酔った。              
 

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